パラモアのヘイリー・ウィリアムス(28)が、ここ2年間に渡ってうつ病を患っていることを明かした。2015年に同バンドを離脱していたヘイリーはセラピーに通っていたことを明かし、一時は死を考えたことまであったという。
フェイダー誌のインタビューでヘイリーは「人生で初めて、トンネルの向こうに光が見えない状況に陥ったの」「『すべてが終わってしまったらいいのに』と思った。自ら命を断とうという感覚ではなかったけれど、ただ絶望的だった。『こんなことに何の意味があるの?』というもの。絶望感がどれだけ危険なものか分かっていなかったわ。全てが辛かった」と語る。
そしてあまりの疲労感からパラモアを離れることにしたというが、常に自身の音楽界でのキャリアを理屈付けようとしていたそうだ。「もうやりきった感があったの。『何か私の人生で得意なものが他にあるんじゃないか。それを見つける時なんだ』って思った」
しかし結局は曲作りを続け、パラモアのニューアルバム『アフター・ラフター』に参加するに至っているが、以前のインタビューではそのアルバムへの参加が複雑な心境であったことを明かしていた。