ライアン・アダムスがテイラー・スウィフトとのデュエットをレコーディング中だという。
ライアンは以前テイラーのアルバム『1989』の全曲カバーをしたこともあり、テイラーの作曲の過程に魅了され、またマンディ・ムーアとの離婚の際には詞の世界にも共感したとし、今回のレコーディングについてヴァニティフェア誌に「テイラーは友達だよ。誰も聴いたことないような曲を二人でレコーディングしたんだ。テイラーがアコースティックでどこまでいけるか見たくてね」「アコースティックに戻りたいと思っていたんだ。5、6日かかったけど本当に楽しかったよ」「あと僕自身の状況とテイラーの詞がかなり似ていて、ちょっとしたカタルシスを経験したよ」と述べている。
また、マンディとの別れの経験を最新アルバム『プリズナー』に昇華させたライアンは、アルバムに未収録の曲も多数あること、自身の音楽制作に「疲れた」として、テイラーのカバーアルバムに集中していたことを明かしている。「僕はニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオにいたんだけど、あの場所が僕を開放してくれて」「『プリズナー』の曲をたくさん書いたんだ。まだ公になっていないものが22曲もあるよ。けど自分の作品を演奏するのに疲れていたんだ」
以前にもライアンはテイラーの作曲の才能を賞賛し、カバーアルバムを作ったことが自身のステップアップに繋がったとし、「『ゴーストバスターズ』か何かからシェイクスピア劇に移るみたいな感じだったよ」「(テイラーの)曲が人気なのには理由があるよ。アーティストとして人気なのにもね」と語っていた。