ジュリア・ロバーツ(50)が若かりし頃の自分が自己中心的であったと振り返った。『プリティ・ウーマン』で一躍スターダムを駆け上がり、2000年には『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー主演女優賞を受賞するなど輝かしいキャリアを築いてきたジュリアだが、英版ハーパーズ・バザー誌とのインタビューで若い頃の自分が気難しい人間であったと告白した。
ジュリアは当時の自分について「私は自分が1番だったのね。自分勝手な悪ガキが走り回って映画を作っているという感じだった」と振り返る。
しかしジュリアは15年間連れ添い、3児をもうけている夫ダニエル・モダーとの出会いにより、物事の見方が変わり、人間として成長したと続けている。「ダニエルとの出会いね...私の相手を見つけたから。私の人生を構成している要素が何かと考えてみると、私の中で輝いているのは彼だと納得するの。彼からの全てのことが私のためになっているの」
そんなジュリアは出演作を吟味することに決めたと語っているものの、仕事量を減らすという意味ではないようで、その作品が意味を持つ映画であるか見極めることが大事なのだと語った。「自分がなぜそのことをしているかを忘れないこと。それが基盤となるの。自分の好みや決断を育成するのよ」「20代の頃、数年仕事をしなかった時があったんだけど、それは届いた脚本に対して『これって馬鹿げていると思うのは私だけ?』というように思ったからなの。だから家賃も払えているし、何か良い作品が来るのを待とうと決めたのよ」「ありがたいことにすでに素晴らしい作品には巡り合っていたから『こんな人たちとこんな役をやったところなのに、なんでこの人とこんな役をやるわけ?』という気分になったの」