コリー・フェルドマンが子供の頃にわいせつ行為をはたらかれた相手が元俳優のジョン・グリソムであったと公表した。2013年に発表した回顧録『コリオグラフィー』の中で過去に不適切な行為をはたらかれたことを綴った際には相手の実名を挙げていなかったが、つい先日ハリウッドにおける児童虐待組を暴くと宣言しており、今回『運転免許証』と『ドリーム・ドリーム』で共演したグリソムがその加害者であったと公表した。
『ドクター・オズ・ショー』に出演した際、司会者のメフメト・C. オズがグリソムの写真を見せる中、コリーは「この男です」「この男は自分のマイスペースやフェイスブックのページに僕とコリー・ハイムの写真を載せている」「この男はまだあのことを嘲笑って見せびらかしているんだ」と明かした。
自身の回顧録の中でコリーは加害者のことを「ロン・クリムゾン」という仮名で表記しており、それがグリソムを指しているのではないかという噂は長らく立っていた。それについてコリーは、その仮名を選んだ際、出来るだけ実名に近いものにしたかったのだと説明している。「法的に名前を変える必要があった。弁護士に名前を変えさせられたんだ。3,4個、仮名の候補を渡された中で、最も実名に近いのを選んだんだ」
コリーは番組の出演中にロサンゼルス警察に対しグリソムによる行為を通報し、1993年にもサンタバーバラ警察に通報したことがあるとした上で、本人による自首を促した。「今こそお前の番だ。男らしく自首しろ。そうすれば、より耐えやすい形で対応されるだろう。しかし、自首しないのであれば、こちらから行くからな」
そして司会のオズは後に法律顧問によるとグリソムには子どもに対する性的虐待で服役した過去があり、現在はカリフォルニア在住と思われていると明かしたうえで、性犯罪者としての登録が未だにない「裁きからの逃亡者」であると訴えた。
グリソム本人からのコメントはまだ出されていない。