最近浮上したシルベスター・スタローンに対するセクハラ疑惑について、元妻ブリジット・ニールセンがスタローンを擁護するコメントを発表した。スタローンには1986年にラスベガスで当時16歳であった少女に性的暴行をはたらいたという疑いがもたれているが、ブリジットは当時スタローンのそばを離れることはなかったため、暴行をはたらくなど不可能だったはずだとの考えを示している。
スタローンは『オーバー・ザ・トップ』の撮影中であった当時、ボディーガードであったマイケル・ドゥ・ルカと共に匿名のその女性に性行為を強要したとされているが、1985年12月に挙式した当時の妻ブリジットは2人が「べったり」だったため、そのような事件は起こらなかったとしている。挙式から1年7か月で破局に至っている2人だが、ブリジットはTMZに対し「1986年の夏と言えば私たちが新婚だった頃よ。『オーバー・ザ・トップ』をラスベガスで撮影していた頃、私とシルベスターは四六時中一緒だった。その女性の話では、撮影中の夜8時半ごろに私たちの滞在していたヒルトン・ホテルのスイートにいたと言っているわ」「そんなことはなかった。私は毎日、彼の撮影をほとんど見に行って、その後ディナーを一緒に食べに行って、部屋に帰るという生活だったの。私たちの部屋には私と彼以外誰もいなかったわ」と語った。
スタローンとはおよそ30年に渡って口をきいていないと言われているブリジットだが、スタローンにかけられている疑惑については起こり得なかったとしてこう続けている。「そんな事件が起こるのは不可能だったと自信を持って言えるわ」「実際に起こりもしなかったことでシルベスターとその家族が苦しまなくてはいけないなんて信じられないことよ」
疑惑が浮上して以降、スタローンも全面的に潔白を主張しており、代理人のミシェル・ベガは先日「これは馬鹿げた断固として偽りの話です。スタローン氏本人を含め、今日この話が報じられるまでこの件については一切知りませんでした。スタローン氏が警察や他の機関からこの件について連絡を受けたこともありません。そんなことは起こっていないのです」と話していた。