アシュレイ・ジャッド(49)がオーディション中、トップレスになることを要求され、拒絶したために役をもらえなかったことがあると告白した。昨年に大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ騒動が始まった際、いち早く被害者として名乗りを上げていたアシュレイは、今回ワインスタインを名指しこそしなかったものの、過去に経験したというセクハラの詳細について口を開いた。
「まずは最初のオーディションでスクリーンテストだったんだけど、シャツを脱げって言われたの。もう1人の女性と私がいたんだけど、それは演技に関係ないと私は言ったの、胸を評価しているだけだって。だから『絶対嫌だって言ったの』」とアシュレイは語る。
21日(日)に行われたサンダンス映画祭で話した際、アシュレイはハリウッドにおけるセクハラ反対運動が、簡単なものではないものの、やる価値のあるものだとして、「この丘が命を懸ける価値のあるものなのか知る必要があるの。私にとって命を懸ける価値がある丘とは平等よ。そしてそのことで牢屋に行くことになったり、中傷されたり、ハーヴェイ・ワインスタインに反対することで経済的に大打撃を受けることになったり、そのことで計算もできないような大金を稼げなくなったとしても、それが私が命を懸けるものなの」と話した。
そして多くの被害者がその経験を語ることで、前例のないほどの社会的かつ文化的な変化が将来的に起こるだろうとアシュレイは続けた。