マット・ボマーが新作映画『ラブ、サイモン』のチケットを地元住民にプレゼントした。ジェニファー・ガーナーとジョシュ・デュアメル出演の同作を今月25日に無料で楽しんでもらおうと、地元テキサス州スプリングにある映画館での1上演分の全チケットを夫サイモン・ホールズと購入したという。
マットはインスタグラムで「『ラブ、サイモン』を俺の故郷テキサス州スプリングに無料で見に来て!サイモン・ホールズと俺はみんなのために1回の上演分のチケットを買い占めた。これはすごく重要な映画だし、とても良い映画だ。気に入ってもらえると思うから、この日曜日にタダで見に来て!」と告知した。
この新作は、ニック・ロビンソン演じるサイモン・スピアーという同性愛者の10代の青年が、学校全体にその秘密をばらすという脅迫に立ち向かう姿が描かれている。
テキサスの敬虔なキリスト教徒の家庭で育ったというマットは、同性愛者というターゲットにならないよう、アメフトチームに所属したりとキャラクターを作り上げていたと以前に語っていた。「生き残るためにキャラクターを作ってたよ」「昔、兄とガスのパイプラインで働いてたんだけど、同僚の中には間違いなく前科者とかもいたわけさ。だからそういった環境でいかに自分の身を守るかを学ぶ必要があった」
ゲイであることを告白してから両親は半年間口をきいてくれなかったというマットだが、祖父母の反応は予想外だったそうで、「一番クールだったのはうちの祖父母さ。彼らは全く気にしなかった。おばあちゃんには驚かされるよ。彼女は愛情と受け入れの心を持ったキリスト教徒というものが何かをまさに表しているような人に思えるよ」と語っていた。