レオナルド・ディカプリオ(43)が、新種の昆虫の名前になった。1998年に自身が設立したレオナルド・ディカプリオ財団を通して長年に渡って続けてきた環境保護活動への栄誉だという。「グルベリナス・レオナルドディカプリオイ」と名づけられたその昆虫は、ボルネオ島、マリアウ・ベシンの滝底にいたそうで、タクソン・エクスペディションという、ボランティアたちによって新種の生物発見を目的に探検活動を実施する団体によって発見されたという。
今回3種類の新種の水生甲虫が発見されたそうだが、その1つに同団体への経済的支援を以前から行ってきたディカプリオの名にちなんだものをと参加者から提案があったようだ。同団体の設立者であるイヴァ・ニュンジッチ氏は「小さくて黒いこの新しい甲虫は、カリスマ性を伴いオスカーを受賞するようなことはないでしょう。しかし生物の多様性という面においては、全ての命が大切な平等です役割を担っているのです」と話す。
ディカプリオの財団は環境面での人間の影響を和らげ、世界の野生地域を保護することを目的に掲げており、2010年から合計1億ドル(約110臆円)を超す助成金を提供してきた。
また、有名人の名を冠した昆虫といえば、ビヨンセから黄金の髪の毛が共通点だとしてアブの「スカプティア・ビヨンセア」、ボブ・マーリーからカリブ海で魚に寄生して生きる虫「グナシア・マ―リー」などがいる。
最近ディカプリオは、肉の見た目と味はそのままの動物不使用商品を作る企業ビヨンド・ミートに対し、非公開の金額を投資したことでも話題に上っていた。