リチャード・マッデンが新作伝記映画『ロケットマン』の中で、エルトン・ジョンのマネージャー役を演じるようだ。『ゲーム・オブ・スローンズ』などで知られるリチャードが、タロン・エガートンがエルトンを演じるこの新作で、ジョン・リード役にキャスティングされたとヴァラエティ誌は伝えている。
過去にはクイーンのマネージャーも務めていたこともあるリードは、1970年から1998年までの28年間に渡りエルトンのマネージャーだっただけでなく、5年間は恋愛関係にもあった。しかし、エルトンの会計士から流出した手紙でリードの横領が発覚したことで解雇された。その後、2000年にはエルトンに訴えられ、裁判沙汰にも発展したが、340万ポンド(約5億円)をリードが返済することで和解に至っている。
1972年のエルトンの同名ヒット曲にちなんでタイトルが付けられた『ロケットマン』では、ジェイミー・ベルがエルトンの曲作りのパートナーであるバーニー・トーピンを演じる。
リー・ホールによる脚本のもと、デクスター・フレッチャーがメガホンを取り、エルトンと夫デヴィッド・ファーニッシュがマシュー・ボーンと共に製作を手掛ける。
そんな中、主演のタロンはこの映画が伝記映画というよりは「ファンタジーミュージカル」であると表現していた。「僕らは今、エルトン・ジョンの駆け出し時代を描いた『ロケットマン』って映画を作っているところなんだ。みんな伝記映画と思っているみたいだけど違うんだよ」「ファンタジーミュージカルだから、彼の人生における重要な出来事における感情を描写するために彼の曲が使われる。歌うのは彼だけじゃないしね。面白くなるはずさ」