ラッパーのタイ・ダラー・サイン(33)がコカイン及び大麻所持で逮捕された。5日(水)アトランタにてリムジンに乗っていたタイは、ビジービーカフェの前で警察から車を路肩に止めるよう指示され、その後麻薬探知犬により車内から薬物が発見されたという。
当初車にはタイの他6人の人間が同乗していて、レイクウッドにあるセライリス・アンフィットシアターでのコンサートに向かう最中だったという。タイ同様車から降りることを命令された6人だがその後彼らは釈放されたそうだ。目撃者がTMZに語ったところによると、数人の警官と共に麻薬犬が車の回りでけたたましく吼え、その後、タイの手首に手錠が掛けられたという。
アトランタ警察署はコカインと大麻が車から発見されたことを公式に発表したものの、タイが罰せられるのかについては依然不明となっている。
また、今年の6月にはオタワへの飛行機内で、タイは同乗者の盲導犬を連れた目の不自由な女性に対し、自分が犬アレルギーだから移動して欲しいと頼み、トラブルを起こしてもいた。モントリオールからのエア・カナダの機内で後ろに座っていたその女性にタイは犬の毛でくしゃみが止まらなくなるとして更に後方に座るよう頼んだという。女性はアレルギー予防の錠剤を飲むことをタイに促したが、タイはこの後ステージに上がることを理由にそれを拒否したそうだ。
客室乗務員らがこの状況を沈めようとタイにそのアレルギーについて搭乗前にフロントデスクに話したのかを尋ね、タイはその申し出をしていなかった一方女性は搭乗券予約の際に犬を同伴する許可をもらっていたため席に留まることを許可されたという。その後タイは機内後部座席に移動することを許可されたものの、席のクラスが落ちるとしてその申し出を断っていたそうだ。