エズラ・ミラー(26)が未成年の頃に受けたセクハラ被害を明かした。今月23日に『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の日本公開を控えるエズラは、法律的には未成年だったにも関わらず、ある映画監督に酒を飲まされ、セクハラ被害を受けたことがあると#MeToo運動の一環として自身の体験談を披露した。
エズラはザ・ハリウッド・レポーターにこう語っている。「ワインを飲まされたんだ。未成年だったのに。『ゲイ解放運動の映画に出てみないか?』って聞かれたから、『嫌です。あなた達はモンスターじゃないですか』って答えたよ」
また作品や監督の名前を暴露こそしなかったエズラだが、不品行の被害を訴え始めた現在の流れを称賛しており、自身のキャリア初期については、「『何それ?受け入れらないよ』って言えるような凄い時代になって素晴らしいよ。僕らの多くにとって、目にしていることが驚きさ。なんとか乗りきったけど、受け入れらないことだと誰もが分かっていたからね。それがハリウッドっていうところなんだ。だから僕らは皆、セックス労働者なんだと思っていたよ」と振り返った。
さらにエズラは「力ある男性」は女性に従うべきだとして、「力ある男性は本当はどんなに女性やその力に服従したいのか気づいてないけど、そうすべきだよ。すぐにそうすべきだね。世の中をダメにしているんだから」と続けた。
一方で、自分の性について男性か女性かという固定的な観念を持ってないとされているエズラは最近、「男性を更生させよう。ハエのように男性を叩き落そう。僕は味方だ。男性が地に落ちた時こそ、更生の時さ。こういう時こそ『ワンダーウーマン』の出番だろ。アマゾネスの力ってどんなものかな?」と出演作『ジャスティス・リーグ』の人気ヒーローに触れながら冗談を飛ばしていた。