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【例文付き】 “few” と “little” の違いをしっかりマスターしよう!

英語には「ほとんど〜ない」と言いたいときに使う単語がいくつかあります。その中でも特によく出てくるのが “few”“little”

どちらも「ほとんどない」という意味を持ちますが、使い方にははっきりとした違いがあります。今回は、その違いと使い方を例文とともに紹介していきます。

1. few:数がほとんどないときに使う

   

“few” は 数えられる名詞の前に置き、「ほとんど〜ない」という意味になります。形容詞として使われ、名詞を修飾します。

fewの例文

・I have few friends in this city.
(この町に友だちはほとんどいません。)

Few students came to the class today.
(今日は授業に来た生徒がほとんどいませんでした。)

・There are few apples in the basket.
(かごの中にはリンゴがほとんどありません。)

  

▶ 「友だち」や「生徒」、「リンゴ」は数えられる名詞なので、 “few” を使います。

2. little:量がほとんどないときに使う

   

“little” は 数えられない名詞の前に置き、「量がほとんど〜ない」という意味になります。こちらも形容詞として名詞を修飾します。

littleの例文

・I have little money in my wallet.
(財布の中にはお金がほとんどありません。)

・There is little milk in the bottle.
(ボトルの中には牛乳がほとんどありません。)

・He showed little interest in the project.
(彼はそのプロジェクトにほとんど関心を示しませんでした。)

  

▶ 「お金」や「牛乳」、「関心」は数えられない名詞なので、”little” を使います。

3. 完全な否定と区別しよう

  

“few” も “little” も、「全く〜ない(=no)」という強い否定ではなく、「ほとんど〜ない」という やや弱めの否定の意味を持っています。

比較してみよう:

・I have no friends in this city.
(この町に友だちは全くいません。)

・I have few friends in this city.
(この町に友だちはほとんどいません。)

 

▶ “no” は完全なゼロの否定ですが、”few” は「わずかにはいるかもしれない」というニュアンスを残します。

4. 「a」 がつくと意味が変わる!

   

“few” や “little” は、「ほとんど〜ない」という否定的な表現ですが、単語の前に a をつけると、意味が大きく変わります。”a few” と “a little” は、どちらも「少しはある/少数の」という 肯定的な意味を表します。

例文

・I have a few friends in this city.
(この町に少数の友だちがいます。)

・There is a little milk in the bottle.
(ボトルには少しだけ牛乳があります。)

  

▶ “a” がつくだけで、「ほとんどない」から「少しある」になるので注意しましょう!   

5. まとめ

   

程度数(数えられる名詞)量(数えられない名詞)
多いmany applesmuch milk
少しはあるa few applesa little milk
ほとんどないfew appleslittle milk
  • few:数えられる名詞の前。「数がほとんどない」

  • little:数えられない名詞の前。「量がほとんどない」

  • no よりも弱い否定

  • a few / a little にすると「少しはある」という肯定の意味になる

表を何度も見返しながら、「数」と「量」、「少しある」と「ほとんどない」の違いをしっかり身につけていきましょう。

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